物事の初めには常に魔が潜む、というドイツの諺があります。発明家オットー・ドゥンケルは日常を観察しながら魔法のようなインスピレーションを体験しました。そしてそこから世界で最初のスプリングワイヤーコンタクトを開発したのです。
オットー・ドゥンケルは枝を束ねて作ったほうきを使って落ち葉を掃いている人を見ている時、天才的なアイデアが閃めきました。これこそ、スプリングワイヤーコンタクトが産声を上げた瞬間です。
ほうきの1本1本の小枝と同じように、オットー・ドゥンケルは1つのコンタクトをいくつもの枝、すなわち複数のスプリングに分割したのです。スプリングは接触の際伸びて広がります。
画期的な結果:均一な接触圧での持続した接触抵抗が実現しました。それまで電気通信設備の弱点と言われてきた不安定な接続がこれにより克服されたのです。
創業者:オットー・ドゥンケル(Otto Dunkel)
ODU米国子会社設立
ODU英国子会社設立
ODUフランス子会社設立
ODU上海生産工場設立
ODUルーマニア子会社設立
中国・上海に生産開発センター(PDC)設立
ODUデンマーク子会社設立
ODUイタリア子会社設立
ODU日本子会社設立
ODUは、新たな製造拠点をメキシコ・ティフアナ近郊に設立しました。この拠点の目的は、アメリカで成功を収めているビジネス・プロジェクトを拡大し、かつアプリケーション別にお客様本位のカスタム型製品を推し進めていくことにあります。ヨーロッパと同様、北アメリカでも今後、完全アセンブリ済コネクタを強化して提供していく予定です。
ルーマニアのシビウに建設を開始していた新しい製造工場は、2018年9月末に予定通り完成しました。新築された工場は、現在550人の従業員に対し48,000 m²の面積を持ち、アクセスが簡単で明確な構造を特長としています。これまでと比べて生産エリアがぐっと広がり(第1段階目で+ 30%)、さらに拡張できるフレキシビリティとスペースが備わっています。ODUは最高品質の生産プロセスを通じシビウでも、コネクタおよびケーブルの取付を主軸としたコンピテンスセンターとしてさらに成長を続けています。
ODU Korea Inc.設立
台湾、東南アジア、ニュージーランドでのダイレクトセールスはODU香港を通じて行います。
Otto Dunkel GmbHは小枝でできたほうきにインスピレーションを得て作られた「ばね式コンタクトピン」の製造で特許を取り、それが今日皆様に「ODU SPRINGTAC®」として知られる製品の始まりです。
ODUは電子コネクタの開発を始めます。ODU CARDシリーズが製品一覧に加わりました。
ODU Steckverbindungssysteme GmbH & Co. KGがマーケティング・販売会社として設立されました。最初のプリント基板(PCB)コネクタが製造されます。
モジュラーコネクタODU‐MAC®の販売が開始され、すぐに製品一覧の中で重要な柱になりました。
丸型コネクタODU MINI‐SNAP®の販売が開始されました。
ODU Automotive GmbH創立6年後に、最初の電気自動車用大電流コネクタが開発されました。
新しいODU AMC丸型コネクタシステムが市場に出回ります。
ODU-MAC® Black-Lineの導入に伴い、ODUではマス・インターコネクト分野のための独自のソリューションを開発しました。