治癒しにくい重症の創傷の治癒を促進するため、ODUでは最大10 kVまでの高電圧を通すプラズマ医療機器専用コネクタソリューションを開発しました。
糖尿病などにおける慢性的皮膚潰瘍には、低温プラズマ技術が効果的な創傷被覆材を生み出します。低温プラズマ照射により創傷箇所が殺菌され、同時に血管新生が促進されることにより、傷の治癒が早まります。
GÜNTHER Heisskanaltechnik社製ヒーターBlueFlow®のため、ODUではセラミック断熱材使用、最低300 ℃までの高耐熱性、最大230Vまでの高電圧に対応という、新しいカスタムメードのソリューションを開発しました。プッシュプルロックによりヒーターにじかに接続することが可能です。
これにより、ヒーターがそれぞれのノズル長さ分のセクションが必要とする量にヒーター性能を調整することが可能となり、ホットランナーノズル内で均等な温度を実現することができるようになりました。詳しくはわが社のマガジンSTECKVERBINDERの2020年1月号をお読みください。
効果的な吸入を追求するメーカーとしてPARIは、eFlow®振動メッシュネブライザー・プラットフォーム機器で、特殊アプリケーションのためにカスタムメイドされた両性型設計(オスメスなし)のシステムソリューションを使用しています。このシステムソリューションはホームケア分野でも病院の臨床評価研究の範囲でも用いられます。ODUのコネクタソリューションはここで、制御ユニットとネブライザー間のインタフェースを作り上げています。