ODU-MAC® White-Line応用例

電磁波によるボディシェイプ

Zimmer MedizinSysteme社のZ Toneは、電磁波によって筋肉を収縮させることができる装置です。これにより、細胞や組織、臓器、骨などにダメージを与えることなく浸透し、細胞や細胞膜の機能を向上させることができるのです。ここでは、ODU-MAC® White-Lineがアプリケータと装置をつないでいます。

ジマーのシニアセールスマネージャーであるDjo Kibotiは、前回のCompamed見本市で、高品質のモジュラーコネクターシステムのプラグインがいかに簡単であるかを紹介しました。

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遠隔操作が可能なテレスコープ式マスト

TARM (Telescopic Articulated Remote Mast) はイギリス企業UKAEAの試験設備RACEにあります。TARMは遠隔操作による核融合炉での操作が可能で、それにより難しい環境でもメンテナンス作業を実行することができるようになります:ロボット工学にとっては高線量および高温、そしてアクセスの制限が大きなチャレンジと言えます。しかも、このような作業が常時、信頼性高く誤動作・故障なしに行えなければなりません。

TARMは、垂直のテレスコープ式マストと水平のブームアームでできています。どのブームアームにも3つの多関節機構がありますが、ここにODU-MAC® Silver-LineとWhite-Lineのコンタクトソリューションが搭載されています。このコンビネーションによりお客様の要件を最適に実現:各種メディアの伝送が可能なモジュール設計、高密度、データ、光ファイバー伝送、および優れた耐放射線特性を誇るLCPの絶縁体の使用などです。

可動式X線装置

ODU-MAC®のモジュール式コネクタは可動式X線装置とモニター台車を結ぶインタフェースの役割を果たします。大電流や信号・データ伝送の接続を一気に担います。

可動式X線装置は、精密な術中3D画像を提供し、外科手術における個々の見通しと識見を可能にします。

磁気共鳴画像(MRI)向けコイルコネクタ

磁気共鳴画像は、医療診断での可視化処理技術です。ODU-MAC®コネクタは、異なるボディコイルとMRI装置の間をつなぐ信頼できるインターフェースとして、あらゆる世界的なメーカーに利用されています。取扱が簡単なほか、これらのアプリケーションでは非磁性の素材が極めて重要な役割を果たしています。ケーブルアセンブリも完全に非磁性です。

磁気共鳴画像(MRI)向けドッキングコネクタ

ドッキングコネクタにより、MRI装置での検査台との接続が簡単です。ここでは、カスタムメードのドッキングフレーム・ソリューションが採用されています。モジュール構成により、同軸、信号、光ファイバーの伝送が可能です。検査台が入り込むと、すぐにコネクタを通じてMRI装置と自動接続されます。このシステムソリューションは完全に非磁性です。